にわのいろpartⅡ

2019年春からの庭の記録

マユミの切り株

小鳥の落とし物からとは言え10年も育ったマユミの木を伐採するのは申し訳ないけれど、根っこの処理はやり始めたらちょっとおもしろかった。外出前にひと仕事、帰宅してからもひと仕事で、ほぼ作業は8割がた終了か?
太いところは直径10センチ越えのマユミの木、3メートル近くに伸びていた。根っこも同じくらい地中に伸びていると聞くけれど、全部掘ったわけではないものの長くて1メートル半くらいしかないのではないかな。株元近くで切り落とせるものはノコギリや斧(オノ)で切り落とし、根の先までは掘り出せないのであきらめて途中で切って残りは土中で腐らせる。
マユミの木の木質は思ったより硬くなく、割と簡単に切る事ができた。それでも太いところは手におえなかった。やり過ぎて肩などこわしたら元も子もないのでほどほどに残しておく。

最初は長期戦で黒ビニールをかぶせて光合成をさえぎる方法にしようと思ったけれど、やはり早く枯れてくれた方がいい(エゴノキはその方法で4年くらいかかった)。今回はドリルで10㎝くらい深さの穴を開け、そこに使いかけで残っていた古いスミチオン乳剤の原液をスポイトで注入してみた。

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穴をふさいでビニールをかぶせ重しがわりに鍋を乗せておく。これでいいのかどうか、さて、朽ちるのはいつ?
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上の方・・アジサイ「墨田の花火」の株の下にまで根が潜っている。移植は良くないと思うので、このままマユミの根っこを手前で切っておいた。

昨日のピラカンサにも穴を開けて同じ農薬を注いでおく。ドリルで穴を開けていたら、切り株から小さなアリがたくさん出てきて慌てていた。これはもうほんとうに悪い事をしたなあという気持ち・・・もちろん、木に対しても。事前に手を合わせただけで・・・