にわのいろpartⅡ

2019年春からの庭の記録

バラ園のバラを少しだけ

いつのまにか「花フェスタ記念公園」が「ぎふワールド・ローズガーデン」になっていたそのローズガーデンに、4年ぶりくらいで友人と行ってきました。
この日(17日)は薄曇りで気温も20℃くらいで、バラが全体的にちょうど良い時期でいい状態で咲いていましたが、しばらく行かなかった間にずいぶん様変わりしていました。

まず、西ゲートから入ったとたんに赤い「ノックアウト」の大集団です。(ダブルノックアウトで来ました)(景色がすっかり変わって、以前はあったクレパスキュールのスタンダードはもうない・・)
ウエルカムガーデンのおなじみ(園芸雑誌ではよく紹介されていると思う)イングリッシュローズの「テス オブ ダーバー ヴィルス」とクレマチス「ロマンチカ」の競演は健在でした。


噴水のアーチを彩るゼフィリーヌ ドルーアン。我が家にあるキャサリンハロップとは姉妹なので、おなじく花首が短いです。


いちばん多く見て回ったのは「ローズテラスとバラ回廊」でした。
円形の庭園の中につるバラ仕立てのトレリスやアーチが3重になっていたのですが、とても全景は写し切れません。行かなかったけれど展望台では見る事ができるかも。

大きな薄紫のバラは「しのぶれど」かな。


どうしても私はつるバラの方に目が行っちゃうんですよね。


黄色いバラはたぶん「サハラ」だったと思うのですが。


曇り空に映えます!ここで写真を撮る人多数。輝くバラには負ける・・


中輪で色が変わっていて、半剣咲きのつるバラ。「ブルーベリーシュー」


我が家のつるサラバンドの代わりはこれだと考えていた「ドクターヒューイ」。トゲが少なめ。あいにく?サラバンドは復活してしまったけれど。




「つるシーザー」は亡くなってしまったんですが。なつかしいな。


西ゲートの入り口前にデルバールのバラ苗がたくさん置いてあって、デルバールはじつは華やかすぎて個人的には好きじゃないんですが、ひとつだけ魅かれたバラがありました。園内でも見つけました。


エドゥアール マネ」、つるバラに仕立ててありました。中輪で棘は少なそうです。

検索すると四季咲き、クリーム色が入るらしいけどこの画像では目立ちませんね。

我が家にもあるバラが、ここではどんなふうに咲いているか。このくらいになったらいいな、「バリエガータ ディ ボローニャ


うちのはまだ幼い「ギスリーヌ ドゥ フェリゴンド」も、いずれこんなふうに育ってくれたら。

それにしてもここのバラはみな栄養状態がよくてみながっしりしている(あたりまえか)

エゴノキの下に単植されていた「スヴニール ドゥ ラ マルメゾン」は見上げる形で。手前の黄金シモツケの木にもエゴノキの花が。


バラが多すぎて、写真は40枚ほどしか撮っていませんでした。見て回るのに忙しくて。

久しぶりに訪れた旧・花フェスタ記念公園(ぎふワールド・ローズガーデン)、全体の植栽(デザイン)がかなり変わってしまったようで、私には以前あった場所のあのバラは今どこに?状態でした。
特にオールドローズガーデンはまだ改装したばかりで、オールドローズの苗が老齢化して入れ替えのため若い苗が多く、ちょっとさびしかったです。花フェスタが開催された1996年から26年経つのなら、そりゃあバラも老齢化して当たり前ですよね。道路から駐車場に入るまでの間もつるバラのアーチがずうっと並んで迎えてくれたのですが、それも取り払われていたようです。あちこち改装中のところが多く、園の中のバラ全体の数は増えているようですが他のバラもまだ木自体が若い。これからが楽しみです。ここならたとえ車椅子になってもい行ける場所ですからね。
毎回くるたびにバラの香りで気分が悪くなりそうになるのですが、今回はマスクのためそんな事にはなりませんでした。いちいちマスクを外して匂いを嗅いで・・・でも他のバラにまぎれてしまってどれかどれの匂いかやっぱりわからない・・・