今春の花のヒット賞は、なんといってもクラーキア。
クラーキアはもとはゴデチアの仲間だけど花の形はゴデチアに似ず、ひらひらとした蝶のような花が咲く。昔も種をいただいて育てた事があったけれど、今回は久しぶりに輸入種から。たしか種袋の花はダブルだったと思うけど(友人に余った種を袋ごとあげたので手元にない)咲いたのはみんな一重だった。一重が好きだからそれでOK。
秋の発芽は順調でみるみる大きくなり、大きすぎて冬に枯れるんじゃないかと思ったくらい成長した。冬ですでに30cmくらいあったと思う。春に入ってほかの草花の邪魔になるくらい育って分枝もすごく、蒸れて腐らないように何回か下枝を払った。
バラの肥料を吸ってますます大株に。一年草とは思えない・・・肥料はそれほど必要ないらしい。平均80cmくらい。のっぽは140cm・・・
アーチの両側に植えたので、バラより目立つ。その左側のクラーキア。色はローズと薄いピンクとこの濃いサーモン。願わくば、白やもっと淡い色が欲しかったのだけど。
庭側からだとさらにクラーキアの林・・・ブルーベリーの近くで(アーチのバラ、フェリシアの側で)。ここには余って植えきれないやせた苗を春先に5株くらい植えたのに分枝がすごい。
繁りすぎて混み入ってきたので一株抜いたけど、根元の直径は2cmくらいあるかも。枝は透かしたつもり。奥のシレネの株が埋もれてしまって。
切り捨てたのを活けてみました。なんと古いのは5日くらい経っている。切り花にも良し。
枝先はしおれているのではなく、曲がっているだけ。バラは折れたキャサリンハロップ。
玄関周辺、ちょこちょこ鉢やプランターを移動させて整理しています。ダッチアイリスも終わってしまって鉢は引っ込めた。まだ鉢植えバラが咲いていない。
ファセリア(ブルーベル)も次々しおれてきて、あと少し種が実るまで頑張って。この花は高温になると溶けて消えるみたい。枯れるのではなく。
斑入りヤブコウジの新葉、いやに大きい。赤い実は作り物。
玄関の隅っこ、クレマチスの鉢の中に余った苗を植えたら、なぜかここのだけ無事に育って。ファセリア・トロピカルサーフとニコチアナ・ライムグリーン。
サーモン色の小花はアロンソア、銀葉はセントーレアギムノカルバ。
ニーレンベルギアとミニのジギタリス・デュービア。
バラの鉢の中でひっそり咲いていたヤマオダマキ。見逃すところでした。
※ キクスイカミキリ
八重咲きマトリカリアの開花を楽しみにしていたのに。
最近毎日のように枝先がしおれるようになった。そして、2か所の切れ込みはなんのため??どうやらこの茎に何者かが卵を産み付けているらしい。
昨日、ついに犯人・キクスイカミキリを確保。体長は1cmあるかないかくらいで小さい。
ピンぼけですが、顔が真っ黒けなのでハイライト&コントラストで強くしてアップしてみました。たしかにカミキリムシの仲間らしい顔つき。
キク科の植物にしか産卵しなくて、マトリカリアの他、ヨメナもやられていて。イソギクも。この二つはどうせ花は秋だしその前に6月頃に切り戻しをするのでいいとして、マトリカリアには蕾もできかけていたのに悔しい。卵がかえって幼虫になって茎の中を下に向かって食い進み秋には成虫になり株元で冬を越し春には飛び立つのだそうで、被害にあった枝は見つけ次第カットして虫は処分です。(つぶすのは残酷なのでティッシュに枝ごと包んでゴミに出しました。どっちが残酷?)
この一匹だけでなく、その後もイソギクが5本くらいやられていて、犯人は飛び去ったあと。花を育ててきて今までこんなことは一度もなかった。近辺に雑草(アレチヨモギ)が少なくなったせいなのか??
ミヤコワスレもキク科だと思うのに、ヨメナの中に混ざっていてもこちらは開花真っ盛りで難を逃れているみたい。