にわのいろpartⅡ

2019年春からの庭の記録

3月16日のにわ

車で運転中の信号待ち、どこかの家の庭にサンシュユの黄金色が満開に咲いているのを見た。そういう時期になったんだ、なつかしいな。うちのサンシュユはもうないのだった。

 

3月16日の朝9時半頃の庭。奥が東(南 ⇒)。ぼちぼちとハナニラが咲き始めたくらいで、まだまだの庭。

 

西側( ⇐ 南)。サンシュユがなくなって広く見える庭。
奥のやや左寄りに ⇩ あった。

 

昨日は、余って放置していた苗をなんとかあちこち(庭や鉢)に埋め込んだ。先日買ってきた宿根草もどこに植えるか決めかねて(買わねばいいのについ欲しくなっちゃって・・)、けっきょくプランターを一つ増やした。これ以上増やすつもりなかったのに。じつは10月末に蒔いたミックスのフリルパンジーがまだポットの中。これは花色がわかってから植え付けるつもり。

夕方4時過ぎの玄関(手前は車庫)。一度は減らしたプランターの数も、けっきょくまた3列になってオットの車には迷惑をかけている。

 

葉ボタンがひとかたまりの花みたいに。実際の花ももうじき咲きそう。

 

ベルイシス(バラ)の鉢に同居しているエイザンスミレが、知らぬ間にたくさん開花していてびっくり。

 

このシコンノボタン、2年目も3年目も蕾のまま冬を越し花を咲かせることができなかったのはなぜなんだろう?(年末にできた蕾は枯れて落ちてしまった)水やり不足かもしれません。プランターに鉢ごと埋め込んでいたのを取り出して植え替える。

 

その鉢の中に芽生えたたくさんの芽は、ほとんどがこぼれ種からのスミレ。本葉の出ているエイザンスミレが右側に、あとはヒゴスミレかな。葉っぱはみんなギザギザ。スミレの根は鉢の中深くもぐってどうかすると20cmくらいにはなり、ほかの植物をおびやかすこともある。

以前に奥深い山麓を散策していて、崩れかけそうな荒れ果てた斜面にエイザンスミレが50株ほどの群落を作ってこぼれるように生えて咲いているのを発見したときは感動ものだった。
「山路来てなにやらゆかしすみれ草」とか有名な句があるけれど、根っこはしぶとくて深く頑丈。だからそのスミレたちもそんな場所で咲くことができたんでしょう。(そこは土砂崩れ防止のコンクリートが吹付けられて今はない。)

この黄色いのは何かというと・・・糸葉スイセンの葉で、球根を植えていたのを忘れてこの鉢の上にさらに小さい鉢を置いていたため光合成されず。未熟な球根をまとめて埋めていた鉢なので、養生させれば来年は花芽ができるでしょう。

 

しゃがんでいる背後からふといい匂いがして探したら、それが鉢の裏側で咲いていた。去年はバラの鉢の下になって日の目が見られなかったアプリコット色のヒヤシンス。

 

最高気温22℃になった昨日、夕方にはユスラウメがいっきに花数を増やしていた。

 

庭が動き出したため、これから5月いっぱいくらいまでは追いつけないくらい忙しくなりそう。庭仕事ではなく、画像を撮るのに。

楽しくなってくる庭

いろんなバラの新芽が展開中。これはマチルダ

 

糸葉スイセンの花が増える。

 

ヘリオフィラは3日前に初開花、今日は気温も少し上がって2番目が開いた。



プランタービオラ。隠れていたチューリップも急に伸び出す。

 

ハンギングバスケットにはまだまだ隙間が多い。埋まるのだろうか。

 

今年の3月は雨がたくさん降っているので、通路にも苔が生えてしまった。


雑草? スカンポ(スイバ)じゃなくて、ロシアンスターチス・・早いつぼみ。

 

雨とバラの肥料が効いて、大きくなりすぎ。手前はオンファロデス。

 

ユスラウメもついに開花を始める。

 

金、土、日と気温が20℃前後になるらしいので、リキュウバイもすぐ咲きそう。

 

※ 水曜日は休日(だらだらと)

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葉ボタン、とうが立つ

葉ボタンの花茎がぐんと伸びてきて。これはひと夏を越したもの。

 


こちらは今年初めての夏を越えてくれるかな。上のは放任葉ボタンだったけれどこっちはちゃんとした踊り葉ボタンにしてみたい。

 

糸葉水仙も開花。

 

採種を忘れあらためて蒔いたバージニアストック。ピンクが普通だけど白い花も。

鉢の中のその他はオオベンケイソウ、ワスレナグサ。伸びている長い葉はダッチアイリスで、左後ろの銅色はファセリア。

密植させていたバージニアストックは3分の2ほどをカット。花期長いので若返るはず。グラスのエンジェルへアーとカレックスもヤブラン同様株元からカットしてしまいました。

 

育ちすぎて密になっていたクラーキアは間引いてもまだ風通し悪そうだったので、脇芽を落としてだいぶんすっきりさせる。その後の成長に影響は出るのかな。

 

まだまだ寒いので灯油を買いにホームセンターへ行く。お気に入り培養土が通常より200円くらい安く特売になっていたので二袋購入。
苗売り場にマスカット色の葉をしたヒューケラ(その名もフローズンマスカット・¥298は安い)を見つけ残りの2ポットと、サヤエンドウの苗も衝動買い。

 

ヒューケラ類にも新しい葉が出てきたので現在の様子を。

プランターのココにフローズンマスカットのポット苗  → シルバーガムドロップ

 

← 大きくなるソーラーパワー   → パリとガンスモーク(パリは小型なので同居はまずいかも)

 

タペストリーはまだ咲かない。

 

絹サヤエンドウは連結ポットに3本ずつ植わっていたのを2本に間引きして、空いていた25㎝四方のバラのプラ鉢に培養土を入れ8本を植え付け。味噌汁の実くらい採れればいいな。卵とじができるくらい採れたらもっといい。

 

雨の啓蟄

5日は啓蟄。最高気温7℃で終日雨、庭に出る気もせず。夜になってさらにたっぷり降ったので、しばらくの間は乾燥に悩まされることはなさそう。芽吹きの頃の雨は歓迎する。

ところで、このブログ、はてなに移行してからは今月22日で5年になる予定ですが、ココログから始めた「にわのいろ」は4日で通算19年目に突入しました。ひたすら自己満足の庭の記録、「生えた」「育てた」「咲いた」だけの記事で毎回同じようなことを書きながらよく続けてこられたなあと思うし、覗いてくださる皆さんにも感謝しています。(今回から画像をほんの少し大きめにしました)

庭の雑草もいきいきと。バンザイしているのはホトケノザ、手前はたぶんオランダミミナグサ、右端はカタバミかな。

 

ブルーベリーの花芽も膨らんで。



我が家のここ数年で3月一番に咲く球根類は糸葉スイセンハナニラのどちらかで、今年はハナニラのほうが早かった。球根が鉢の中の残り土に紛れていたようです。庭にも一輪が。

 

早春の庭木の花の一番手といえばかつてはサンシュユだったけれど伐採したので、去年からはユスラウメ。ほんのちょっとだけど蕾がのぞいている。

 

ヒューケラのタペストリーには一本だけ花芽が伸びていて、これはフライング?


バージニアストックはピークを過ぎたのか、一度切り戻しの必要あり。

 

気になっていた密植クラーキア、6株植えていたうちの2株を間引き。

 

よく繁っているけれど、これは捨てるしかない。肥料が効きすぎた・・・花期はだいたい5月頃なのにもうこんな状態。植わっているものは下のほうの脇芽を除いたほうがいいのかな。

 

前にも書いたけれど、我が住宅地を南北に等分するような形で流れている用水路の土手が、一、二年の間に全部コンクリート化される事に決まって草の生えていない今月中にも除草剤が撒かれる事になってしまった(除草にかかる諸々の経費節減ということで)。公の管轄なので決まったことは仕方がないが雑草も緑のうち・・残念だなあ。(刈られた雑草は産業廃棄物で処分しているのだそうです)

その土手のほんの一部(長さ6~7m分くらい)に芝桜とタイムが植えられてはびこっている場所があって、すでに何人かの欲しい人がはぎ取っていって芝桜のほうは半分くらいがなくなっているけれど、タイムのほうはあんまり人気がないみたい。先日、我が家と長女宅の分として必要な分をもらってきました。芝桜よりこっちのほうがいいよ。
タイム・ロンギカウリス(クリーピングタイム)、常緑で春には薄紫の花がコデマリのような形になってびっしり咲く。タイムの仲間なので全体にいい匂いがするし、よく増えそうです。

もともとはかつての町内会長さんが震災前に東北を旅行した際どこかで絨毯になった景色を見て感動し、苗を分けてもらって来て挿し芽で増やして植えたものだそう。直接ご本人から聞いてます。今では土手のすぐ前の家の方がごくたまに手入れをなさっているくらいで、ほとんど手はかけられていない。

さてこのタイムは家のどこに植えましょ。半日陰になるけど東庭の通路かな。メイン庭のフェンスから道路側に垂れ下げてみるのもいいかもしれない。長女宅は開発途中の庭なので雑草防止として植えて問題ないでしょう。このタイムは根が浅く抜くのも簡単です。

斑入りヤブランの剪定

北風冷たく雪も舞ったほどの朝10時ごろ(たぶん5℃くらい)、斑入りヤブランの葉を全部カットした。20株くらいあったのを続けて一気に作業したので、手袋の中の指先が凍えそうでつらかった。

 

今の時期ならまだ新芽が出る前なので、思い切り根元から刈れます。

 

noi3noi.hatenablog.com

ついでにヒメトリトマの葉もカットして。

 

毎年こぼれ種で咲くワスレナグサ(ブルームッツ)。

 

地味に咲いているけどわりと好みのクリスマスローズ

 

バーク堆肥をまいているせいなのか、キノコがよく生える。

 

シイタケくらいの大きさ。害はなさそうだけど種類は不明。バラの株元にも。



 

ゴデチアの仲間・クラーキアの苗が繫りすぎてこのままだと蒸れてしまいそう。5株くらいが密集している。バラの肥料が効きすぎたのかも。

 

こぼれ種で勝手に咲くイオノプシジウム。今は5センチくらいだけど4月ごろには10センチくらいの大きさの株になる。

 

ルナリア(ゴウダソウ)が今年はぜんぜん見あたらないなあと思っていたら、こぼれ種から生えてきたらしい苗が3株ほどあってほっとした。

去年の東庭ではこぼれ種からたくさん生えてきたルナリア、ハダニ大発生で開花前にほとんどを抜いてしまったのだった。

 

種から育てて3年目の宿根イベリスは咲き始めなのでまだ一重。

 

ラビット系のビオラは黄色いのもいいけど、紫に黄色のほうがお気に入り。