にわのいろpartⅡ

2019年春からの庭の記録

キアゲハさらに羽化

いま名古屋は最高に暑い!!名古屋に近いここも似たようなもので予想最高気温は38℃です。雨もずうっとまったく降っていなくて過酷な毎日。朝夕の庭の水やりは重要な一日の日課

庭の管理も大事だけど、この2週間ほどキアゲハたちの観察も毎日欠かせないものでした。一昨日の朝に一匹が羽化して、昨日の夜明け前にまだ薄暗い中ようすを見に行ったらもうすでに1羽が羽化していて、あと4匹ほどの蛹が羽化しそうな雰囲気。とつぜん一匹の蛹がびくん!と動いたのであわててカメラを取りに家に入って電池を交換して再び庭に出てみたら、その間に・・・

3羽のキアゲハがそろって蛹から抜け出していたのでした。なんて早い!またしても羽化寸前のようすが見られなかった・・・

8/9 朝6時前、最低気温27℃。
羽化したてのキアゲハ①

 

キアゲハ②

 

キアゲハ①と②と、まだ蛹の③。他に下のほうで一匹すでに羽化したけど略。

 

フェンネルの一番てっぺんで蛹になった③、右奥の蝶は①かな。


③は約一時間ほど遅れて7時過ぎに羽化しました。

 

プールに行く前の10時過ぎにまだキアゲハが3羽とも羽をすぼめたままでいたので近づこうとしたら。ぱーっと3匹がいっせいに飛び去って行ってしまいました。なんだか去る瞬間に「さよなら、ありがとう」と言われたような気がして。いやいや、なんにもしていない、フェンネルの「木」を提供しただけなんですけどね。

この3匹は、フェンネルの上部で朝は7時ごろから午後は2時過ぎくらいまでを完全に日陰もなく直射日光にさらされて過ごしたキアゲハたちです。毎日最高気温36~37℃、時に38℃の中を耐えて蝶になったんですよ。そのあいだ雨もほぼなく・・日よけをしたほうがいいんじゃないかと思ったのは、人間のよけいなお世話でしたね。

この日は他にフェンネルのほぼ中央付近で黄色い円の中の抜け殻2つが羽化済み。緑2つは今日10日もまだ羽化しそうにない蛹。


さらに下にまだ3匹の蛹がいるんですが・・・

これはたぶん羽化できないんじゃないかな。節の間が黒ずんでいるので死んでいるのではないかと。もう2匹も白くてダメっぽい。日陰になって上の蛹たちより条件はいいような気がしたのに。

 

君はハラビロカマキリ君。左後ろの蛹は羽化が期待できるかも。まさか襲わないよね。



ルドベキア・タカオはばっさり剪定。ついでに枯れかけているアナベルの花ガラも。

 

11匹のキアゲハは8日に1匹、9日には5匹(計6匹)が無事に羽化したのを見届けたことになります。残る5匹は羽化の気配なし、まだ希望はあるものの時間的にみても全員が羽化とはいかないようで。