にわのいろpartⅡ

2019年春からの庭の記録

庭も夏休みへ

東海地方は20日に梅雨明け。
さっそく漬けていた梅を干す。三日三晩と言うけれど、37℃が2日も続いて梅がゆだってしまうのではないかと思ったくらいで、二日で干すのをやめた次第。

西隣が駐車場になりたくさんあった庭木が今年からないので、セミの声は静か。それでも我が家の庭からはセミが羽化している。

 

日中は庭に出る気がしないので早朝6時に、ジニア(ヒャクニチソウ)やマリーゴールドの株元に暑さ避けとしてバークたい肥を敷いた。雑草が生えているけれど小さいうちはこのままにしてこれも乾燥避けに。白い花は宿根フロックス。

 

ヘリオプシス、ブリーディングハーツは咲き出してからずっと咲かせっぱなしだったのでこのあと古い花をカット。咲き始めたジニアも真夏の開花は厳しいので、もったいないけどこれもカットしてしまう。

 

小さいジニア・サンボウ。左のジニアはグリーン色。

 

これはルドベキアのヘンリーアイラーズ、なかなか開かないけど草丈は1メートルくらいになっている。

 

同じルドベキアの仲間、タカオは東庭でうっそうとした大株に。

 

水やりは、早朝にバケツ水でさっさと済ます。朝7時だともう日差しがきつい。

玄関周辺。右の青い花はロベリア。真ん中、葉ボタンが木質化。ヒューケラ類は日中は日当たりガンガンだけど特に日陰でなくても元気に育っている。

 

コリウスは花を咲かせないように早めにカットしても次から次へ花穂が出てくる。オオベンケイソウの蕾はどんな花が咲くのかな。去年買った見切り品が倍以上の大きさに。

 

一年草プランター植えは夏はあんまり増やしたくないのだけど、挿し芽したペンタスと千日紅があっという間に大きくなっちゃって、庭に植えるチャンスと場所がなかなかない。

 

4月に購入したクレマチス・ユーリに初めての花が咲いたけれど、夏の花は小さめ。

 

noi3noi.hatenablog.com

 

※ 開き直って生きなくちゃ!

次女のところのあーちゃんは幼稚園児なので長い長い夏休みが始まり、さっそくこの日は通勤電車で名古屋まで。弟のかー君3歳は預かり保育でそのあいだに次女は歯医者さんへ行くため、あーちゃんとお留守番。こんなに暑くては外では遊べない。

8月で5歳になる女の子なので、もうよくしゃべる事しゃべる事。最近はお絵かきにはまっているのでその時だけはおとなしいが。一緒に遊ぶ内容はたいていいろんな縫いぐるみや人形を使って「ごっこ」あそび。わたしも何かになりきらなくてはいけない。想像力が乏しくなっているのでごっこ遊びはけっこうたいへんだ。この日は宇宙から悪者がやって来て、岩ピクミンや花ピクミンたちやバイキンマンやトキンちゃんが海(おもちゃの箱)に放り投げられたり牢屋(かごの中)に入れられたり山の上(洗濯物の上)に置き去りにされたりする設定。助けに行くのはパペットのユニコーンとうさぎちゃんだ。せっかく全員救出に成功しても、あーちゃんがまた同じようにあちこちに人形たちを隠すので(あーちゃんが悪者なのか)またまた捜しにいかなくてはならない。これが何回か繰り返される。次女が帰って来てからは次女もやらされていた。やはり母親、セリフも上手いし時には声優並みに声も変えて話も途切れなく続く。私などはあくびがでてきてしまったのだけど、よく付き合えるなあ。これが毎日とはね・・

それはそうと・・ちょっとした休憩の間にあーちゃんがとつぜん真面目な顔で「おばあちゃん」と話しかけて来たので澄んだ大きな目を覗き込んで「なあに」と尋ねたら、私の腕を触り「おばあちゃんの腕ってスジスジだねえ」と。プールで鍛えた筋肉質の腕でも幼児にとってはスジスジの腕・・・血管も浮いているし。
「ほら、見て。あーちゃんの腕はつるつる、やわらかいよお」と。ほんとねえ。羽二重餅みたいでうらやましいよ。思わずかじっちゃいたいくらい。

あー。いろんなものにさらされて、肌も髪も乾燥しています。いろんなものを見て来たので、白眼は濁っています、あーちゃんの歯はまっしろですが、私も昔はこんなに白かったんでしょうか。いろんなものを噛みしめてきました。というか、歯ってそんなに真っ白なもんだったの?
落ち込みました。もう戻って来ないし戻れない。ええ、ええ。どうせ私はおばあちゃん。古くなった女です。

でももちろん、あーちゃんは悪くないよ。この次からはひるまないで、あーちゃんの事おもいきりうらやましがろう。「きめが細かくてもち肌だねえ」とか「眉毛が描いたみたい」とか「髪の毛サラサラつやつやだねえ」とか「アナタはべっぴんさんになるわ」とか、私が子どもの頃に祖母に言われた言葉(!)、そっくり今度はあなたにすなおに返しましょう。
そう思いながら帰りの地下鉄で目の前の女子高生のすんなりした足を見て、思わずサンダルの足を引っ込めました。