にわのいろpartⅡ

2019年春からの庭の記録

カラスノゴマの季節

降水確率50%と出ていてもフラれることは多い。ここのところ雨は夜中に少し降るだけなので庭はすぐカラカラになる。。まだまだ蒸し暑いけどようやく熱帯夜が終わってほっとする。

 

田舎のあぜ道で咲いていた可憐なカラスノゴマも、庭に撒いたらその後はずっと雑草扱いの一年草。放っておくと種がはじけてあちこちから出て来るので抜いてはいるものの、鮮やかで黄色い小さな花は点々と咲いてじゃまにはならない。

 

葉もまるくてかわいい。枝は細く赤くて粗い。

 

庭での草丈は40~50㎝くらい。それ以上大きくなり過ぎたものは抜いています。

 

まだ咲いていない宿根サルビア、ライムライトの蕾。3年目の一株。

 

切り戻したアフリカンマリーゴールド(ホワイトバニラ)が咲き出してきた。色は気に入っているけれど、花が重くて首が曲がるのが欠点かも。涼しくなってきたのだからシャキッとしてほしいな。

 

ガイラルディア(ファイヤーホイール)は花の形がはっきりせず草姿も頼りないけど、野草っぽくて嫌味にならなくていいかも。花後も残して鑑賞。

 

ショウジョウソウは毎年こぼれ種から。数株あればじゅうぶんなので間引いています。

 

バラの鉢に植えているペンタスは「パニックタワー」とかいう高性の種類で、40cmはある草丈。

 

高性カンナの枯れた花を取ろうとして、思わず手を引っ込めた。まぎらわしいよ。

 

西洋朝顔のブラックナイトは毎年こぼれ種で勝手にあちこちに絡みつく。

 

よくわからないけれど、今年初めてこんな色が出現。ブラックナイトよりも少し大きめ。ミルキーウェイと混ざった??そういえばミルキーウェイは出てこなかった。

西洋朝顔はふつう昼くらいまでは開いているのだけど今年の夏は朝から気温が高かったせいか開く間もなくしぼんでしまって、ほんの少し涼しくなってやっと最近イキイキしてきました。しかし花は終盤・・・

 

新聞でマギースミスの訃報を知った。マギースミスと言えば私にとっては20世紀初頭の貴族と使用人を描いた「ダウントンアビー」の旧伯爵夫人バイオレット。イザベルとの掛け合い場面が好きだった。金魚みたいなお顔は最初は馴染めなかったが、若い頃は美人だったのね・・享年89歳。

ダウントンアビーのワンシーンカット

英国の俳優ってほぼ全員、見慣れるのに時間がかかる、ドラマに若い美男美女は少なく、くせのある中年男女が主人公のものがほとんど。しかし英国ドラマは私好みが多くお話も登場人物も複雑で派手さがないのがいい。

ごく最近のヒットは「ハッピーバレー」かな(ハッピーバレーは地名で日本のサブタイトルに復讐の町と付いていてぜんぜんハッピーじゃない)。これも主人公は訳あり中年のおばさん刑事です。シーズン2で、ダウントンアビーで一番応援していた使用人モールズリーさんが、モールズリーさんらしい雰囲気の小市民役(といっても捜査官)で出ていたのに出会えて懐かしさひとしおだった。(ちなみに主人公の妹役がオブライエンさん・・)

英国の刑事ドラマは、殺人現場と遺体解剖のシーンがかなりグロテスク。お話が暗く地味なぶん、これでもかというくらい出てくる。(ただ単にしめ殺されるだけという殺人が少ない・・灰色の町に真っ赤な色) はるか昔、黒澤明監督の「用心棒」の冒頭シーンでさびれた宿場町に野犬が人間の片腕を加えて出てきたのを見て度肝を抜かれたけれど、もうそんなシーンくらいでは驚きませんね。
さすがにイギリスドラマが好きだからと言っても刑事ものシリーズは見続けるのは飽きて来るので、今はビデオ配信視聴はお休みしています。