もう新しいバラはいらない、と決めて最後(2022年5月)に買ったバラ「ベル イシス」。じつは過去にも育てていたことがあり、その時は深植えして3年め、ノイバラに変身させてしまったのだった(知らずに台木のほうを大事に育てていたわけ)。
購入時はスリット鉢に植え付けて大鉢に。まわりに4~5本出ているひこばえみたいなもの・・まさかまたノイバラじゃないかと思ったけれど、葉はちゃんと5枚ありベルイシスだった(ノイバラは7枚)。このままでは窮屈になると思い、植え替えすることに。
スリット鉢ごと抜いたところ。スリットから30センチほど出ていた太めの根はカットしてバラを抜く。
持ち上げてみればこんな感じ。ガリカ系のオールドローズなので剪定らしい作業はほとんどせず、余分な枝だけカット。枝は細くて細かいとげが多いので厚めのゴム手袋で。
スリット鉢は卒業、元の直径40センチほどの大鉢にじかに植え付けた。ミニ白竜みたいなグラスとこぼれ種からのシレネ・サクラコマチ、エイザンスミレなどはそのまま。やっと育ってきたファセリアを新たに植え付け。(ひこばえみたいなのはグラスに隠れて見えないけどちゃんと出ています)。つるばらみたいになるらしいので誘引するため支柱も何本か立てて完成。
初開花の前に薬害で葉がボロボロになってしまったけれど、花はちゃんと咲いたベル イシス(去年)。
ちなみに、前のベル イシスがノイバラに化けた画像。一枝だけなのに樹勢が強くて怖くなり、抜いてしまった(2015年5月)。
こちらのバラも植替え。左がギスリーヌ ドゥ フェリゴンドー、右がバリエガータ ディ ボローニャで、前日引っこ抜いた時の画像(中央は影)
ギスリーヌのほうもスリット鉢ごと樽鉢に植えていたので、これもスリット鉢からは卒業。
今回の鉢植え用の土は新しい赤玉土とリサイクル古土とパーライトをミックス、「ふるさと堆肥」という牛糞堆肥と肥料少し(マグァンプ)も加えて。
※ この「ふるさと堆肥」、生産者は新潟の中島牧場とあって生協で購入したもの。5リットルで500円(これでも特価品)。
さほど寒くはなく、バラを鉢から抜いて土をほぐしたり入れ替えたりの作業をオットの車がいない車庫でシートを広げて一日過ごした。作業にとりかかるのが遅かったし昼食後ビデオ配信を途中まで見たのでじっさいは計4時間もかからなかったかもしれないけど、土を触るのって気分が良い。
まだ小さい小さいと思っていた花の苗がいつのまにか大きくなっていたので、じょじょに定植開始を。
そうそう、寒波到来の後の先週後半はカイガラムシ予防策として初めてのマシン油乳剤を噴霧。天気が続いてよかった。このさき極端な寒さはもうないと思うし、うかうかしてると今年も早めにバラの芽が出てきそうな気がする。とりあえず終えてホッとしました。効果のほどは?