にわのいろpartⅡ

2019年春からの庭の記録

35℃が基準の毎日

ひと昔前、全国で一番暑いのは京都か名古屋と言われていた時代があった。気づいたのだけど、最近の東京ってけっこう暑くない?どうかすると名古屋より最高気温が高くなっている日もある。
私の住んでいるのは名古屋駅から車でも電車でも25分程度の地域、濃尾平野の西側で周りに工業団地が多くなったとはいえまだまだ田んぼもあるせいか、名古屋よりはたいてい最高予想気温が1℃くらいは低い。暑いのに変わりはないけれど35℃では驚かなくなった。むしろ35℃かあと、ちょっとほっとしたりして。

庭木も水やりをしないと枯れて行く気がして、昨日はバケツで何杯か株元に水やりをした。あと1週間くらいは猛暑日が続いて雨も期待できなさそうだ。草花は・・一年草はしかたないとして、宿根草ははたしてどのくらいが生き残れるか。

水やりは暑いので早朝だけにしているため、今朝は30分かけてホースで水やり。そのあと道路側にブルーベリーがはみ出ていたので徒長枝を切ったりリキュウバイの木に枝を紐でくくりつけたりする作業を30分くらいした。家に入ったらもちろんシャワー。着替えて10時にはエアコンつけて家の中にこもります。

オットが出て行った後の車庫(屋根のないほう)

 

今は使っていないミニ花壇なのでふだん水やりもせず、さすがのハキダメグサやコミカンソウもダウン。こぼれ種からのジニア(プロフュージョン)がなぜか元気なので世話をする。

 

バラの鉢に植えたジニアは色あせているけれど秋にはピンク色になるはず。

 

グリーンやレッドの高性ジニアは今の時期はもったいないけど花が咲きかけたらカットして切り花に。ルドベキア・タカオやヘリオプシス、フウチソウなどと。

 

2階のベランダを見ていたら、もうセンニンソウが咲いていた。枝に白い綿みたいなのが付いていて気になる。

 

どうやらアオバハゴロモの幼虫らしくて、せっかく咲き出したセンニンソウの花も被害が拡大しないようにこのあと枝ごとばっさり切り落としてしまう。

 

Amazon Primeビデオで最近見た洋画は、「ピアノ・レッスン

 

この映画が30年前の映画でアカデミー賞も取っていたなんて。お話も内容もぜんぜん知らないまま見始めたのはタイトルの海辺に置かれたピアノと母娘の姿に魅かれて。

いったいどうなるの、この展開は。不倫映画かしら。いや、海を越えた移住先の顔も知らぬ男のところに嫁いで来て、身体も許していないのでこれが不倫と言うのかどうか?とにかく、官能的なんですよね。官能的なのは苦手なんですが、みているうちにこれは女の人が作った映画だってわかってきました。女性の気持ちが優先するのです。口がきけない主人公にとってピアノは分身。そのピアノを重いから運べないと浜辺に置きっぱなしにした夫。あげくのはては未開の土地との交換材料にしてしまう。新しい家族を期待した夫に特別悪気はないんです。仕事もできるしごくごくふつうの夫です。触れるのを許さない主人公に「そのうち俺のことを好きになる」と言っていたイイ人ですが、さすがに最後は切れてしまい最悪のシーンを迎えます。口はきけないけど人一倍芯の強い主人公。夫が少し気の毒で同情してしまいそうになるのですが、彼に欠けていたのは相手への思いやり、大切に守ってあげたい心、一人の人間としての扱い。不倫相手にはそれがありました。
世の男性、心すべし、という映画かもしれません。

テーマ音楽が心地よかったのでCDを購入し、録音して車の中でも聞いています。作業用にもピッタリです。