にわのいろpartⅡ

2019年春からの庭の記録

雨の啓蟄

5日は啓蟄。最高気温7℃で終日雨、庭に出る気もせず。夜になってさらにたっぷり降ったので、しばらくの間は乾燥に悩まされることはなさそう。芽吹きの頃の雨は歓迎する。

ところで、このブログ、はてなに移行してからは今月22日で5年になる予定ですが、ココログから始めた「にわのいろ」は4日で通算19年目に突入しました。ひたすら自己満足の庭の記録、「生えた」「育てた」「咲いた」だけの記事で毎回同じようなことを書きながらよく続けてこられたなあと思うし、覗いてくださる皆さんにも感謝しています。(今回から画像をほんの少し大きめにしました)

庭の雑草もいきいきと。バンザイしているのはホトケノザ、手前はたぶんオランダミミナグサ、右端はカタバミかな。

 

ブルーベリーの花芽も膨らんで。



我が家のここ数年で3月一番に咲く球根類は糸葉スイセンハナニラのどちらかで、今年はハナニラのほうが早かった。球根が鉢の中の残り土に紛れていたようです。庭にも一輪が。

 

早春の庭木の花の一番手といえばかつてはサンシュユだったけれど伐採したので、去年からはユスラウメ。ほんのちょっとだけど蕾がのぞいている。

 

ヒューケラのタペストリーには一本だけ花芽が伸びていて、これはフライング?


バージニアストックはピークを過ぎたのか、一度切り戻しの必要あり。

 

気になっていた密植クラーキア、6株植えていたうちの2株を間引き。

 

よく繁っているけれど、これは捨てるしかない。肥料が効きすぎた・・・花期はだいたい5月頃なのにもうこんな状態。植わっているものは下のほうの脇芽を除いたほうがいいのかな。

 

前にも書いたけれど、我が住宅地を南北に等分するような形で流れている用水路の土手が、一、二年の間に全部コンクリート化される事に決まって草の生えていない今月中にも除草剤が撒かれる事になってしまった(除草にかかる諸々の経費節減ということで)。公の管轄なので決まったことは仕方がないが雑草も緑のうち・・残念だなあ。(刈られた雑草は産業廃棄物で処分しているのだそうです)

その土手のほんの一部(長さ6~7m分くらい)に芝桜とタイムが植えられてはびこっている場所があって、すでに何人かの欲しい人がはぎ取っていって芝桜のほうは半分くらいがなくなっているけれど、タイムのほうはあんまり人気がないみたい。先日、我が家と長女宅の分として必要な分をもらってきました。芝桜よりこっちのほうがいいよ。
タイム・ロンギカウリス(クリーピングタイム)、常緑で春には薄紫の花がコデマリのような形になってびっしり咲く。タイムの仲間なので全体にいい匂いがするし、よく増えそうです。

もともとはかつての町内会長さんが震災前に東北を旅行した際どこかで絨毯になった景色を見て感動し、苗を分けてもらって来て挿し芽で増やして植えたものだそう。直接ご本人から聞いてます。今では土手のすぐ前の家の方がごくたまに手入れをなさっているくらいで、ほとんど手はかけられていない。

さてこのタイムは家のどこに植えましょ。半日陰になるけど東庭の通路かな。メイン庭のフェンスから道路側に垂れ下げてみるのもいいかもしれない。長女宅は開発途中の庭なので雑草防止として植えて問題ないでしょう。このタイムは根が浅く抜くのも簡単です。