にわのいろpartⅡ

2019年春からの庭の記録

3月9日・サンシュユ開花

最高気温今日は予想よりも低く午後から曇り。

我が家の庭木で春一番に咲くサンシュユ、今日が初開花なのかな。
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バージニアストック(マルコミア)が開花したのは昨日。
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ビオラ・るびーももか。もう少し黄色い部分が目立ってくる?サカタのカタログとイメージが違うのはまだ春の色じゃないからか。
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ちいさいけどシックな八重のクリスマスローズ
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物置横で生えているフキノトウを半分だけ収穫。天ぷらにでもして食べますか。
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※北裏の家

昨日の夕方、北裏側がブロック塀で囲む工事に入る前に、狭くて入り込めなかった物置小屋の裏に出て境界すれすれに生えているリュウノヒゲを抜いたりボタンクサギや実生の小さい木を取り払ったりした。境界すれすれの実生の大きな木は重機で抜いてくれるらしく切り株だけになって残っていた。

裏に出たついでに、ずっと更地の空き地を覗いてみる。新築現場の基礎工事は5月下旬かららしいけれどすでに間取りがテープで印されている。ちょっと変わった配置?設計?だなと思ったのは、東側に土地を広く残して、南の我が家に接近している一番狭い距離は境界から2メートルも離れていない。南側に庭は作らないつもりなのかな。北側の道路ぎりぎりまで建てるつもりみたいで、西側のほうもぎりぎり。
眺めていたらその西隣のKさんに声をかけられた。先日あいさつに来た夫婦と直接会っていないのでどんな感じの人たちかと聞かれ、20代後半~30代半ばくらいの普通の人たちだったと答えておいた。普通の人たち・・としか言いようがない。マスクしてるし業者の人も同行していたので会話も出来ず家族構成も聞けなかった。
Kさん宅からしたら、東隣は思い切り西側に接近しているし東からの日差しは東隣が南に間取りを出している分、前よりさえぎられるのは明らか。総二階か一部分だけ平屋か7月の建前が始まるまではわからないけれど。Kさん宅はこの住宅地ではもともと普通一軒分の土地をふたつに分譲して土地いっぱいに建てた家なのだ。 
「ちょっと鬱なの」「引っ越したいくらい」「ダンナはしばらく様子を見てからと言ってるけど」・・・気持ちはわかる。
我が家にとってはちょっと建物が接近して北側(特にキッチン)が暗くなるくらいで窓が少ないので、それほど影響はないかもしれないけれどもう少し距離を開けてほしかったと内心は思っている。Kさん側から比べたらずっと我慢できる事だ。
もし私がKさんだったら・・やっぱりゆううつになるだろうな。このご時世、特に。Kさんは働いているから日中は気がまぎれるかもしれないけれど、私みたいにおうち時間が長いと耐えられない。「このテープをちょっとずらしたいよね」と言ったら笑っていたけど。

家を新たな土地に建てる場合、ここの新興住宅地のように近隣の家が接近している場合は周りの建物の影響も考えて設計するのでは??場合によっては間取りを聞いたりする事もあるらしいけれど(考えられたのはこの土地の東が公園で開けているから東を広く残したんだろうという事くらい)。長いお付き合いが始まるのだから重要な事だと思う。若いから設計士任せにしたのかなあとKさんと話し合った。
新しい施主さんに悪気はないだろうけど・・・・・・・温かく迎えたいけれど。

我が家もここへ越してきて35年ほど。新築の頃、今は空き家になった西隣の奥さんに言われた事を思い出す。
「東の部屋に朝日が当たらなくなって」(燐家は平屋建て)と、苦情ふうに。(今は生協もいっしょにやっている良い関係)
東隣に町内のLPガスのタンクと浄化槽施設があるんです(50年以上前からの古い住宅地なので施設も古い)。心情的に北と西に寄せたかった。(その代わり、屋根は後ろに傾斜をつけて裏の家の日照を考えたつもりだった=今回は無意味・・・南に庭という普通の家ではないみたいなので)

200軒ほどある我が住宅地。50年以上たって(55年くらい)ほとんどの家が建て替えられ、平屋のまま売り出された家はお隣空き家も含めて今は1割も残っていない。みな思い思いの家を建て、外観参考に見るだけならモデルハウスなど行かなくたっていいくらい。住宅地内を歩いてみれば、これは建てられて迷惑だろうなあという家もあるし変わった配置の家も確かにあるし、家は建てば動かせないので仕方がないですね。そして子供たちが巣立ったまま他所に家を建て戻って来ない家が多数。高齢者が広い家を一人で持てあましています。私もいずれそうなるかな(オットかもしれない)。